今回は第6回目の放送です🎉この番組では訪日インバウンド業界リーダーをお招きして、訪日ビジネスの施策やそのリアルを深掘ります。
2030年訪日客6000万人時代に向けて、多言語対応人材の即戦力マッチングサービスを運営するReelu(リール)の今野が、時事ネタに触れながら、日本の受け入れ体制増強に向けてさまざまな事例や仮説を共有していけたらと思っております✊
今回はWellBe株式会社の佐々木さんをゲストに迎え、日本の美容&ウェルネス体験を世界に届ける予約インフラWellBeの挑戦についてお話しました!
第6回ゲスト:WellBe株式会社 代表取締役 佐々木 祐香さん
▼ WellBe株式会社について
▼ 代表取締役 佐々木 祐香さんについて Facebook: https://www.facebook.com/wellbe.yuka.sasaki (https://www.facebook.com/wellbe.yuka.sasaki)note: https://note.com/wellbe_yuka (https://note.com/wellbe_yuka)
美容室・ネイル・スパ・美容クリニックまで WellBe株式会社は、訪日外国人が日本の美容・ウェルネス体験を簡単に予約できるプラットフォームを運営しています。取り扱う体験は美容室やネイルにとどまらず、マッサージ、スパ、美容クリニック、歯のホワイトニングまで幅広く対応。今後はリトリートや温泉といった体験も取り込んでいく構想です。サービス開始から3年、まさに「ウェルビーイング」の名が示す通り、心身を整えるあらゆる体験を一か所から予約できる仕組みを構築してきました。
顧客の7割がアメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアの欧米人、滞在2週間以上の高消費層 現在のユーザーの約7割は欧米圏(アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア)からの旅行者です。滞在期間が2週間以上という長期滞在者が多く、滞在中に3回予約するリピーターや、家族でローテーション来店するケースも珍しくありません。一度来たら再訪しないと思われがちですが、実際のリピート率は高く、消費単価・滞在日数ともに優良な顧客層です。
旅中予約が7割・平均単価2万円—1回10万円の複数予約も出始めた 予約タイミングの約7割は旅行中の直前予約(1日前〜3日以内)です。一方で、2〜3か月前から「日本の美容体験をしたい」と計画的に予約する訪日客も増えています。平均単価は現在2万円ですが、複数メニューをまとめて予約するケースが増え、1回の予約で10万円を超えることも出てきました。日本の技術力への信頼と「メイドインジャパン」ブランドが、高単価を支えています。
二重価格問題を回避する「メニュー造成」 インバウンド対応で議論になる「二重価格」問題に対し、WellBeは独自の解決策を取っています。価格を変えるのではなく、「WellBe特別プラン」として桜のフェイスマスクや抹茶を使ったお土産付きメニューを設定するなど、内容を付加した上で単価を上げる手法です。また、欧米人は体格的に通常のマッサージでは負担が大きいため、足や疲れた部位に絞った部位別メニューを新設することで、サロン側の稼働効率を維持しながら顧客満足度も高めています。
1年越しで実現したGoogleプロバイダー認定 景色が大きく変わったきっかけは、Googleのプロバイダー認定です。申請から1年以上かかった末に認定を取得し、開発・連携を完了させた結果、Googleマップ経由のオンライン直接予約件数が急増。旅行中に「近くのマッサージ」を検索する外国人旅行者の行動にダイレクトにアプローチできるようになり、売上は大きく伸長しています。今後は店舗数の拡大を最優先課題に据えています。
北海道・白馬・富山・軽井沢—東京から全国へ 現在は売上の約8割が東京ですが、全国からの問い合わせが急増しています。長野・白馬のスキーリゾート、北海道、富山、軽井沢など、インバウンド需要の高まりに合わせてローカルエリアの店舗からの参画希望が相次いでいます。訪日外国人のリピート率の高さに加え、「外国人のいないローカルな店に行きたい」というオーバーツーリズム回避のニーズも追い風となっています。単価面でも、日本のヘアカットは欧米の3分の1程度で受けられるため、さらなる価格引き上げの余地があります。
事前決済でドタキャンリスクをゼロに—初期費用5万円・9言語対応で即日導入可能 美容サロンがインバウンド対応を躊躇する最大の理由は「言葉の壁」と「ドタキャンリスク」です。WellBeは完全事前決済を採用しており、少人数・長時間対応が多い美容サロンがキャンセルによって受ける痛手を防ぐ仕組みになっています。初期費用は数万円(標準5万円)で、9言語対応の予約ページと決済機能付きホームページが即座に立ち上がります。月額掲載料は無料の完全成果報酬型で、ホットペッパービューティーの予約システムとの連携にも対応しており、既存業務を変えずに導入できる点が評価されています。
再生医療・人間ドック・禅・温泉—WellBeが目指す「滞在型ウェルネスエコシステム」 佐々木さんが次に見据えるのは、美容体験の枠を超えた「ウェルネスエコシステム」の構築です。滞在2〜3週間の間に人間ドックで体の状態を把握し、禅、温泉、食事、マッサージ、再生医療など複数のアプローチを組み合わせたトータルサポートを提供する構想です。スリランカやインドのアーユルヴェーダのように、日本が「ウェルネス目的地」になり得るというビジョンのもと、医療的アプローチも含めたエコシステム整備を進めていく計画です。
「見えなくなるまでお見送り」に外国人が感動 佐々木さんがインバウンド事業者に最も重要だと語るのが「インサイトを取り続けること」です。街頭インタビューや顧客調査を積極的に行う中で、日本では当たり前の「膝をついた接客」や「見えなくなるまでのお見送り」が外国人に強い感動を与えているという事実が浮かび上がりました。日本人には当然すぎて気づかない価値を、外部の目で再発見し続けること——それがリピートを生み、本物の競争優位につながるという考えは、WellBeの事業そのものを体現しています。
株式会社Reelu/Reelu(リール)は、多言語対応が必要な現場における即戦力人材を、1時間から呼べる完全審査制のマッチングサービスです。観光地や空港・駅、ホテル、店舗での免税対応、展示会など、様々な訪日インバウンド対応やグローバルビジネスの現場でご利用いただけます。https://reelu.jp/ (https://reelu.jp/)