今回は第13回目の放送です🎉この番組では訪日インバウンド業界リーダーをお招きして、訪日ビジネスの施策やそのリアルを深掘ります。

2030年訪日客6000万人時代に向けて、多言語対応人材の即戦力マッチングサービスを運営するReelu(リール)の石丸香織が、時事ネタに触れながら、日本の受け入れ体制増強に向けてさまざまな事例や仮説を共有していけたらと思っております✊

今回は株式会社Hagino 代表取締役 坪井悠起さんをゲストに迎え、令和のホテル業界の採用のリアルについてお話しました!

ゲスト:株式会社Hagino 代表取締役 坪井悠起さん聞き手:株式会社Reelu 石丸香織

ホテル業界一家で育った坪井さんの原点 石丸:まず自己紹介をお願いできますか?

坪井:株式会社Haginoの坪井悠起と申します。弊社は3年前に私が立ち上げた会社です。両親がホテル業界の人間でして、幼い頃から家の中にホテル業界の方がいるような環境で育ちました。宿泊業界の裏側の話や現場の話が、家の中で当たり前にある環境でしたね。高校生の頃からホテル業界で少しずつ働くようになり、コロナが明けたタイミングで会社を立ち上げました。

石丸:幼少期からホテル業界の方が家に来ていたというのは、なかなか珍しいですよね。

坪井:だいぶ珍しいと思います(笑)。今考えると、本当にありがたい環境でした。

「1人送って1人採用」他社比内定率5倍のin the HOTELとは

坪井:宿泊業界に特化した求人媒体を軸にしたプラットフォームです。ただ求人を載せるだけでなく、入社まで一貫してサポートするという理念で運営しています。早期退職を防ぎたい、人事の方が疲弊しないようにしたい、という思いが根底にあります。

石丸:具体的に追っている数字はありますか?

坪井:書類通過率と内定率です。「100人送って1人採用される媒体」ではなく、「1人送って1人採用される媒体」を目指しています。企業様によっては、他社比で内定率5倍というお声をいただいています。

💫株式会社Hagino:https://hagino-tourism.jp/ (https://hagino-tourism.jp/)事業内容:宿泊業界特化採用サービス「in the HOTEL」 (https://inthehotel.jp/)開発/運営宿泊業界特化有料人材紹介事業

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株式会社Hagino|Hagino.inc

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観光宿泊業界における人材サービス等を展開する株式会社Haginoのコーポレートサイトです。Haginoは人を通じて、観光の

課題発見は中学生の「衝撃的な体験」がきっかけ

坪井:中学生のとき、母と同僚の方たちで車に乗っていて「ホテルパーソンになりたい」と話したんです。喜んでもらえると思っていたら、逆に「すごく大変な業界だよ」と覚悟を求められた。その体験が衝撃的で、そこから離職率の高さという課題を深く掘り下げていくようになりました。

SNS起点で20〜30代の経験者が集まるーリファラルも広がり中 石丸:「1人送って1人採用される媒体」というのは素晴らしいですよね。具体的にどのようなマッチングをされているんですか?

坪井:弊社の一番の強みは、20代〜30代のホテル業界経験者が多く登録していることですね。SNSや検索などで認知を拡大し、集客を行なっております。最近は、弊社を通じて転職した方が「in the HOTELを利用してよかった」と周りに紹介してくれるリファラルも増えてきて、コミュニティが広がっている実感があります。

石丸:マーケティング費用をかけずに良い求職者が集まっているというのは、理想的な状態ですね。

坪井:ありがたいことに、そこは弊社の強みの一つになってきていると思います。

コンセプチュアルホテルと「全国転勤OK」求職者相性のいい2パターン

坪井:大きく2パターンあります。1つ目は、ライフスタイルホテルやラグジュアリーホテルなど、コンセプトが尖っているホテル。2つ目は、全国転勤OKでキャリア志向の強い求職者を求めている企業です。20〜30代でまだご家族もいなくてどんどんキャリアを積みたいという方が多く、そこのマッチングがうまくいっています。規模の大小はそれほど関係ないですね。

石丸:職種はどこまでカバーされているんですか?

坪井:フロントやレストランサービスはもちろん、調理・シェフ、最近増えてきているのは本社メンバーです。レベニューマネジメントや開業準備、人事の方など、宿泊に関連することであれば基本的に何でも対応しています。

石丸:私がホテル業界に在籍していたコロナ禍までは、マルチタスク採用は珍しいという印象がありました。「in the HOTEL」さんのページを見ると、マルチなお仕事をお任せしたいという採用ニーズも増えていますよね。

坪井:そうですね。企業側のニーズもありますし、働き手のニーズもあると考えています。まだ自分の専門性が定まっておらず色々試してみたいという方や、何でもやってみたいというモチベーションの高い方もいらっしゃいますね。

客室数は過去最大なのに人材が追いつかない?令和のホテル採用の現実 石丸:コロナ後、ホテル業界の採用市場はどう変化したと見ていますか?

坪井:人手不足自体はコロナ前からありましたが、今は採用活動のパイが過去最大規模になっています。ただ、それ以上にホテル数・客室数が増えているので、人材はまだまだ不足しています。特に各社が困っているのは「母集団の形成」のところですね。採用フローもごちゃごちゃになってしまっているケースも正直あります。

石丸:人事専門の担当者がいる会社は半分ほどという印象がありますが、体制という面ではどうですか?

坪井:そうですね。支配人やエリアマネージャーが採用を兼務していて、「チェックインの時間だから面接対応できない」というリアルな声もいただきます。本社に人事がいるケースでも全然足りていない、というお声も多いですね。

採用の差を生む3つの要因:働きやすさ・面接力・給料のアップデート 石丸:採用がうまくいくホテルとそうでないホテル、差はどこにあると思いますか?

坪井:大きく分けて3つあります。

1つ目は働きやすさと社内の雰囲気です。ホテル業界は狭いコミュニティなので噂はすぐ回ります。整っている会社は本当に離職率が低いですね。

2つ目が面接でのアトラクト力。ヒアリングばかりになってしまって自社の魅力を伝えられず、面接後に志望度が下がってしまうホテルが実際にあります。複数社を比較している求職者さんも多いので、もったいないですね。

3つ目が給料です。コロナ後に賃上げしたホテルとそうでないホテルの二極化が進んでいると思います。以前から生活コストも上がっているので、アップデートされていない条件のままだと、求職者さん目線では厳しく感じてしまいます。

石丸:面接でのアトラクト支援も、御社の方でされているんですか?

坪井:はい。事前に「この求職者はここに刺さっています、この特徴の方です、このポイントを担当者の口からぜひ話していただけると」とホテル側にお伝えするようにしています。チームとして一緒に口説きに行くイメージですね。

「英語できません」の基準が違う。ホテル業界ならではの外国語対応 石丸:コロナ後にインバウンドが増える中で、外国語対応の採用ニーズはどう変わっていると考えますか?

坪井:特に都市圏ではかなりニーズは高まっていますよね。完璧に話せなくても、外国語対応に抵抗がない人材は非常に強い。

ただ、ホテル業界の「英語できません」は、他業界で言えば「できる」レベルだったりします。チェックインなど基本的なやり取りは経験の中で自然と身についていることが多いので、そこはこの業界ならではの特徴だと思います。

石丸:ゲストの9割以上がインバウンドというホテルも出てきていますよね。

坪井:はい。9割どころか「ほぼ100%」というところも全然ありますよね。海外の言葉や文化を理解している人材はこれからの必須要件になってくると思います。

ホテルパーソンを「憧れの職業」に——AIが普及する時代だからこそ

坪井:一言で言うと、ホテル業界を「憧れの業界」にしたいです。YouTuberが小学生の憧れになったように、ホテルパーソンがそこに入ってきたら面白いなと思っています。AIがどんどん台頭する中で、ホテルの仕事は最もなくならない職業の一つだと思っています。人間らしさが溢れた、本当に素敵な仕事だと感じていますし、そういう世界観をつくっていきたいですね。

私の高校生の弟もホテルパーソンになると言っていて(笑)。そういう世界をもっと広げていきたいと思っています。

石丸:本日は貴重なお話をたくさんありがとうございました!坪井:ありがとうございました!

株式会社Reelu/Reelu(リール)は、多言語対応が必要な現場における即戦力人材を、1時間から呼べる完全審査制のマッチングサービスです。観光地や空港・駅、ホテル、店舗での免税対応、展示会など、様々な訪日インバウンド対応やグローバルビジネスの現場でご利用いただけます。

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